• テキストサイズ

Green~君といた季節~【気象系BL】

第18章 君がいるから



今日は久しぶりに智たちと会って、クリスマスのパーティーをすることになっていた。

潤とかずが料理を作ってくれるって言うから、
俺のマンションにでみんなを招待した。


午後、雅紀と買い出しに行った。
料理の材料は潤たちが買ってくるっていうので、
俺たちは酒を用意した。


実はね。
明日は雅紀の誕生日だから、そのお祝いも兼ねて、って、かずたちには話してあった。

でも、ちょっとサプライズしたかったから、
雅紀には内緒にしてもらって、準備してもらうことになってて...

「これも買おうよ~♪」

「こんな高いの~?あいつ等やたらと飲むよ..勿体無いから、普通のでいいよ~」

高級シャンパンを買うのを、雅紀は大反対したけど、
自分がどうしても飲みたいから、って言って、
ピンクのそれを購入した。

後は適当にたくさん買い込んでマンションに戻って来た。


リビングには、雅紀と一緒に飾り付けた、
ツリーがキラキラしていた。

「もうライト付けたの~?」

「いいじゃん!気分気分♪」

雅紀は今日をとても楽しみにしていた。

クリスマスって言ってるけど、
ほぼ雅紀の誕生パーティーのつもりで俺たちは準備してた。


雅紀のビックリした顔を想像して、
俺も今からニヤニヤが止まらない...

「翔、楽しそうだね(^^♪」

おっと~...気付かれちゃうじゃん...

「そりゃあね~何かワクワクするじゃん!クリスマスってさ♪」


ピンポ~ン♪

その時、来客を告げるチャイムが...

モニターで確認すると、大荷物を持った3人で。
俺はエントランスのロックを解除した。


「来たよ~みんな!」

程なくして、賑やかな声が近付いててきたから、
俺は玄関を開けて出迎えた。


/ 543ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp