• テキストサイズ

Green~君といた季節~【気象系BL】

第17章 医学の道、その2歩目



気が付くと側に翔が立っていて、
ふらついた、って本人は言ってるけど、

よろけて、俺と里美ちゃんの間に割り込んできた。

「翔...大丈夫かよ?そんな酔って?」

「大丈夫!!トイレ行こうと思って~...」

大丈夫とか言いながら、ふらふらじゃん///

「里美ちゃん、ちょっとこいつトイレに連れてってくるわ!そこらで漏らされても困るしね~」

「やぁだ~...ハイハイ、いってらっしゃい..」


可愛くパーにした手を振って見送ってくれた里美ちゃんを置いて、俺は翔に肩を貸して部屋を出た。


「全くさ、楽しいからって、そんな飲んで..」

すると、翔はさっと俺から離れて、普通に歩いてトイレに向かった。


はぁ~??何だよ、歩けるじゃん...
もう、しょうがない...俺もトイレ済ませてくか...


俺は翔についてトイレに入ろうとしたら、入り口で急に翔が立ち止まるから、頭に顔がぶつかってしまった。

「痛って~...何で止まるんだよ..」

すると翔が、怖い顔して振り返り、

「雅紀!里美ちゃんと何話してたの~??」

と、そう言った。

「はあ~?」

「里美ちゃん!!いい雰囲気だったよね~?」

「俺がいないからって、イチャイチャしてさ~..」

「イチャイチャなんかしてな..」

「してましたぁ~///('ε'*)」


.........翔...やきもち??



......可愛い..可愛すぎる///
そんな唇尖らせちゃってさ( *´艸`)

俺は翔のその顔に、さっきまで岡田くんにべたべた触らせていたイライラを、すっかり忘れていた。



「翔、可愛すぎ❤❤」

思わず抱きしめると、

「そんなことしても、誤魔化されないからな~」
と、腕の中で、愛しい人は暴れて見せた。


/ 543ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp