第17章 医学の道、その2歩目
戻ると、案の定玄関付近で岡田くんが、
「遅っそ~い!!何やってたんだよ~?」
って、仁王立ちで出迎えた。
...翔のこと、待ってたのかよ(--〆)
「ちょっと寄り道して、星観てたんだ...」
「星~??そんなロマンティストだったか~?
まあ、いいや!それより、今から井ノ原さんたちと飲むから、お前たちも来いよ!」
「岡田くん、風呂は?」
「もう入ったよ!一緒に入ろうと思って待ってたのに...」
危っぶね///翔の裸、こんな危険ない人に見られなくって良かった~(≧▽≦)
「じゃあ、俺たち、直ぐに入って合流します!」
「早く来いよ~!!」
翔は俺の顔をみて、肩を竦めてみせた。
俺たちは二人で風呂に入った。
外で星空観賞と、ちょっとイチャイチャしてた身体は、芯まで冷えていて、風呂に入るとピリピリするようだった。
急いで風呂を済ませ、俺と翔は飲みの席に参加した。
その部屋には、10数人の男女が集まっていて、
何となく輪になって酒を飲んでいた。
俺と翔が入っていくと、奥にいた岡田くんが、
「お~///櫻井、こっちこっち~!」
と、翔のことを呼び、俺はそこに取り残された。
振り返って俺が着いて来ないと分かった翔が、俺を呼んだけど、どう見てももうそこには入る余地がなくて、もたもたしていると、
「相葉くんはここ座れば?」
と、女の子に手を引かれて、その場に腰を下ろした。
...湯上りの、ちょっと色っぽい翔が、
猛獣『オカダン』の横に、密着して座ってる///
気が気じゃないけど、どうすることも出来ないから、俺はできるだけ見ないようにした。
俺は俺で、近くの数人と、今日の訪問のことや、それぞれの学校のことなんかを話した。