第17章 医学の道、その2歩目
「もう~///やだぁ~翔くんったらぁ~...
普通自分で言う~??」
笑いでその場は何となく凌いで、後もくだらない話をしているうちに、バスは談合坂SAに到着した。
「雅紀、ここのお勧めは牛乳ソフトだってよ!
巨峰とかもあるらしいけど、邪道だよな~?」
あ~..俺、巨峰でも良かったんだけど...
すると俺の気持ちが伝わったのか、翔は、
「別の味を頼んでシェアしようぜ~♪」
......シェアって..やっぱ女子だわ///(^^;
俺たちがソフトクリームを購入してバスに戻ろうと歩いていると、後ろから走って追いついた岡田くんが声を掛けてきた。
「美味そうだな~..一口貰おうかな~♪」
...相変わらず、こういう時は翔に肩組んでくるんだよな~...まあ、いいけどさ(--〆)
↑ほんとは全くよくない///
「ダメです!岡田くん、自分で買えばいいじゃん!」
「櫻井のケチ!相葉くんはくれるよな~?」
「あ...はい..」
すると翔が、
「雅紀、あげなくていいよ!岡田くん家なんか、SAごと買い占められるくらいの大病院なんだから///」
...そうなんだぁ~...みんな凄いなあ(-_-)
「この際、それは関係ないよな~?
ところで。
気になってたんだけど、二人はまさか、恋人同士~?」
えっ??...いきなりのその質問///
「それ聞いて、どうすんですか~?」
翔...なんて答える気なの...
「どうもしないけど...で?どうなの?」
「俺と雅紀は..」
「単なる幼馴染ですよ!前にも言いましたよね?」
「そうかな~...」
「そうです!!それだけですから~」
......
慌てて否定する俺の横顔を、翔はじっと見ていた。