第15章 You’re my sunshine
【 雅紀side 】
盛大に盛り上がって、翔の口から零れ落ちた、いやらしいお願い....
思い出しただけで.....下に来る///
ああああ!録音しときたかった!!!
そしたら、翔が留守のときに聴いて、
ひとりでデキたのに〜(≧▽≦)
心の中で、身悶えしながら残念がる俺に、
「雅紀!...変なこと考えてる!」
....ベッドで隣に寝転がる翔が、
俺のこと睨んでいた。
「あのさ、翔...さっきのお願い、もう一回言って!録音して後でき..」
ベシッ//////痛ってぇ〜(>_<)
「バカ雅紀!...サイテー////」
........ヤバッ!
めっちゃ、膨れてる.....
でも。
そんな顔も、超絶可愛い❤❤
「しょお―――――!!!!可愛すぎる❤」
ベシッ//////←本日、2回目の制裁...
怒った顔して反対を向いた彼の背中を、
俺は指でツーッと撫でた。
「...ぁ...」
うっかり反応してしまったことを反省するかのような翔は、まだ向こうを向いたまま。
.....あのさ、その拗ねた撫で肩も、
もう愛しいだけだからね〜♪♪
「翔❤」
「.....」
「しょ〜お❤❤こっち向いて♪」
「...........」
ゆっくりと寝返って翔がこっちに身体を向けた。
......拗ねた顔して俺を上目遣いに見ている。
「翔...可愛い❤」
「可愛くなんかない!!」
「大好き❤」
「......」
黙って俺を見てる翔を腕の中に閉じ込めた。
翔は、抵抗することもなく、
じっと俺に身を委ねていた。
俺と同じシャンプーの香りに、
何だか酔いそうで...
俺はぎゅっと目を閉じた。