第13章 一緒に暮らそう
「お~!雅紀~来てやったぞ」
「翔ちゃんのマンション広っ///」
智とかずが揃ってきてくれた。
「潤は、100均寄ってから来るって」
「今日はありがとね~予定なかったの?」
「この人は家でゲームしてるだけだから、予定なんかないよ~」
「うるせぇ!あんただって籠って変な顔の人形作ってるだろうがぁ~!」
...この二人、ホントに仲イイな~...
もしかして、この人たちって...?
「お待たせぇ~!さあ、やるぞ!」
そこへ、遅れて潤がやってきた。
100均で、引っ越しで使いそうなもの、いろいろ買ってきてくれたんだって!
そういうとこ、流石だよね~...昔から変わらない...
俺たちが、玄関先でワイワイやってると、
引っ越しのトラックが到着した。
俺の荷物なんかそんなにないし、
今回翔と同居...
↑同棲と言うのは、恥ずかしい訳///(/ω\)
だから。
家電とかそんなのはいらないし、身の回りのものだけで、いいって...翔がそういうから。
まさに、身ひとつでお嫁入...じゃなくって、
...引っ越し、してきた。
翔のマンションは都心に近い、3LDK。
こんな広いとこ住んでる大学生もそうそういないよ。
一体家賃って、いくらすんだろ?
翔は知らない、とか言って教えてくれないんだけど。
「何だよ~雅紀。これだけかよ~?」
潤が、拍子抜けした顔して、そう言った。
「だからぁ~、いいって言ったじゃん!」
「雅紀の部屋ってどこ?」
「あっ、玄関入って直ぐ左...」
翔はちゃんと俺のために、一部屋開けて置いてくれた。
北側だけど、角部屋だから、ちゃんと大きな窓があって明るいし、素敵な部屋だ...