第13章 一緒に暮らそう
【 雅紀side 】
忙がしい大学生活。
それなりに充実していた。
翔とも相変わらずの関係が続いていた。
俺は翔と違って、普通の大学生だから、
バイトもしていた。
だから、翔ともそんなに頻繁に会えるわけでもない訳で。
まあ、今は学業優先だから....
だからって訳じゃないけど、
翔に誘われて一緒に住むことになった。
時々、翔とそういうことして、
そのまま泊まることもよくあったし、
お互いの色んな面も見てきてるから、
今更だけど、
でも。
やっぱり毎日毎日一緒にいる、
って、そう考えると、緊張する...
だってほら、俺さ、翔のこと大好きでしょ〜?
大好きな人と四六時中側に居るなんて、
そんな経験ないしね( 〃▽〃)
「雅紀、明日引っ越しだよね?俺も授業終わったら直ぐに行くからさ!」
「うん、大丈夫だよ。智たちも手伝いに来てくれるって言ってたしさ..」
そう。
俺たちはまた、大学生になってから、
頻繁に会うようになっていた。
翔がみんなに声を掛けてくれたのがきっかけだった。
「潤はともかく、かずと智じゃ、あんまり役に立たなそうだなぁ...」
「あ〜//言っちゃおっかなぁ〜」
そう言うと、翔は笑った。
これから、毎日この顔を見れるんだな..って、
そう思うと、ちょっと...
!!!!!/////
翔が急に俺の鼻をつまんだ。
「いってぇ〜//何だよ〜///」
「だって雅紀、鼻の下伸ばしてた!
なんか、やらしい顔してた〜..」
「えっ....」
赤くなった俺を、翔はまたゲラゲラ笑った。
........ほらね、
幸せかも.....俺....