第12章 新しいスタート
【 雅紀side 】
早く...って、気が逸る。
何の躊躇いもなく服を脱ぎ捨て、
翔の家の別荘なのに、翔より先に入った。
それに気づいて、先に洗い出してもいいものかと、後ろを振り返ると、彼は少し恥ずかしそうに俺の後を着いてきた。
......あっ、ヤバい...可愛い( 〃▽〃)
「一緒に洗うか?」
そう声を掛けると、
「...うん..」
と翔は赤くなった。俺は、そんな彼があんまり可愛いから、
「俺が翔のこと、洗ってやろうか?」
と言ってみた。すると翔は、
「えっ?い..いいって///自分で洗えるし//」
「あのね、俺が洗って欲しいんだよね...」
「えっ....」
後から思うと、何でそんなこと言ったのか、
大胆にも程があるし、そのせいで、自ら窮地に追い込むことになるなんて...( ̄O ̄)
「....いいよ、洗ってあげる...」
予想してなかった答えに、俺は戸惑った。
「あっ、いや..その...」
翔は手にボディソープを付けて、
少し泡立てて、俺の胸に触った。
............
翔の白くて綺麗な手が、俺の肌を滑ってく...
俺はもう、全身が性感帯になったみたいに、
触られるところが全部.....気持ちいい////
翔の指はそっと俺の身体を撫でていく。
「...あっ..」
脇腹を擦られ、思わず声が出た。
すると翔が、
「雅紀、あの..ここも洗ってもいい?」って。
聞かないでよ〜///(≧▽≦)
....いいけどさ、ダメだよ〜//
だって、
「あ////」
俺の答えを待たずに、半分だけ元気になってたソコを、両手で包んだ。
何で俺、洗ってなんて、
言っちゃったんだよ〜////