第10章 大人の階段昇る
【 翔side 】
真っ裸になって雅紀を抱き締めた。
それだけで、もう逸る尖端から、雫が滲むのが分かる。
俺は、雅紀の下を隠しているスエットと下着を、一気にずり下げて、俺と同じ格好にした。
俺の腹に当たる、雅紀のを握って刺激した。
尖端を手のひらでくるくると撫でると、
直ぐに雫が溢れて俺の手を濡らす。
袋を揉んだり、筋から上へと何度も擦ると、
雅紀は両脚に力を入れ、
「翔...出ちゃうから///」
俺の手を掴んだ。
「今日は、その先に行っても...いいんだよね?」
俺の言葉に、黙っていた雅紀は、
手を伸ばしてベッドサイドから、小さなチューブと袋を出して来た。
......これって...あれだよね??
「用意しててくれたの??」
嬉しくて、そう叫んだ俺に、雅紀は、
「恥ずかしい///」
そう言って両腕を上げて顔を隠してしまった。
雅紀がくれたそれの蓋を開け、手のひらに中身を出すと、それは透明のジェル。
冷たくないように、手のひらを擦って温めてから、俺はそれを、袋の後ろ...
初めて触る雅紀の蕾にそっと塗った。
「...ぁっ//」
彼から漏れた小さな声を合図に、
俺は彼の脚を左右に割り開き、目に見えるように、腰を少し上げた。
雅紀は、俺に身を任せている。
指で、蕾の周りを押しながら解す。
...ここに、俺のが、入るのかな~?
不安になるくらいに、初めて触れたソコは、
硬くて、緊張していた。
前を少し擦りながら、ゆっくりと少しずつ解していく。
始めよりも少し指に沿うようになったので、
俺は中指を、少しずつその中に沈めていった。
「...んんんっ///」
雅紀から、苦しそうな声が漏れた。