• テキストサイズ

Green~君といた季節~【気象系BL】

第10章 大人の階段昇る


【 雅紀side 】

翔に俺の着替えを出した。
下着は一応新品。

俺の家の脱衣所に、翔がいる、ってだけで、何だかドキドキしちゃってるのに...

翔ときたら、屈託のない笑顔で、

「一緒に入る~?」

なんてさ、普通言うかぁ???


慌てて翔を脱衣所に残して出てきちゃったけど、
.....やっぱり、少し残念..('ε'*)


...翔がシャワーするとこ想像してみる(-.-)


白い肌を撫でる、綺麗な指先...

背中のラインを流れ落ちる滴...

.....艶かしい、首筋...



.............あっ...

ヤバい...(-""-;)

期待してんじゃないよ////全く...

俺は、熱くなる身体を鎮めようと、
キッチンで顔を洗った。


のっけからこんなんで、
俺、大丈夫かなぁ~(-""-;)

逸る俺を落ち着かせようと、
冷たい水で何度も顔を洗って、
水を飲んでいると、翔が風呂から上がってきた。

「ありがと、雅紀...スエットも...」


.........俺のグレーのスエットを着て、
翔は濡れた髪でリビングに入ってきた。

「...かっ、髪、乾かさないと...」

思わず、声が上ずる。

「大丈夫だよ~...」

そう言いながら、濡れた髪をかきあげる翔。

「ダメだよ!風邪引いたら大変でしょ?」


俺は大急ぎでドライヤーを持ってきて、
翔をラグに座らせた。

翔の背中の後ろに膝立ちし、
俺は翔の髪の毛を乾かし始めた。

......これって、

夢じゃないかな?

夢なら、覚めないで欲しいよ~《*≧∀≦》


俺は、翔の軟らかい髪を
ドキドキしながら乾かした。

/ 543ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp