• テキストサイズ

太陽と向日葵【テニスの王子様】

第3章 少しずつ、知っていこう






『…で、何があったん?』



HRが終わるとすぐに日菜子が私の席のところまできた。







「ついに!我が新聞部にも新入部員がやってきたんや!!」



そう言って日菜子は拍手をし始めた。





『え、ほんま?おめでとう!!』



私もつられて拍手をした。


日菜子は新聞部の部長。
部員が5人しかいなかったからそうとう嬉しいのだろう。






『これで日菜子からの勧誘も無くなるっちゅーわけか…』


「今年入ってはもうしてないやろ!
それに入らないなんてもったいないやん!!部活は青春やで!?」


『別にえぇねん。
私は今の生活で満足してるし。
なにより…家の方で忙しいんや!』





部活には入りたかったけど…
こればっかりはしょうがない。





「…あぁ、せやな…
だったらいい人見つけんとな!」


『そういうのも、まだいいから!
もう日菜子うっさいねん!はよ席着けや!!』






そう言うと日菜子は「照れとる〜」とか言いながら席に戻っていった。




(……確かに忍足に似てるかも…)




ちょっとうざいところとか。

まぁ嫌いになれないけど…






/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp