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太陽と向日葵【テニスの王子様】

第2章 友達になろう




「それで、謙也。
さんに話したんか?」




白石くんがお弁当を頬張りながらそう言った。
ちなみにみんなお弁当食べはじめてます。

私も自分で作ったお弁当を広げてる。





「話したで!千歳の世話係やってや!ってな!!」


「なんですかそのアホ丸出しの頼み方は…」


「うるさいで財前!!」


「でも確かにそれじゃ伝わらへんよ〜!」


「そやそや!小春の言う通りや!!」




…この2人はなんか見たことあるな。
文化祭かなんかで漫才やってたっけな…?




「…さん。あんな、知ってると思うけど千歳はめっちゃサボりぐせあんねん。」


白石くんがそう言った。


『うん…知ってる。』




当の本人はにこにこ笑ってる。




「部活にも遅れたり休んだり…
俺がクラスとかに迎えいけたらえぇんやけど…
金ちゃんの世話もあんねん。」



金ちゃん…
遠山くんのことだよね。


当の本人は…


千歳くんと遊んでる…
この2人が問題児なのか…白石くん大変だな…




『…大変やな…白石くん…』


「はは…それで、放課後とかに千歳にさんが部活行くように言ってくれるだけでえぇねん。」


『…うん、それくらいなら全然やるで。
白石くん大変そうやもん。』


「ほんま!?
ごっつ助かるわ!おおきにさん!!」






白石くんが手をとってぶんぶん振り回した。

体験したことある感覚に、私はまた笑みがこぼれた。






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