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FAIRYライブ!

第2章 妖精の尻尾


その後、街のレストランでは……
ナツ「あんふぁ、いいひほがぶぁ」
ハッピー「うんうん」
トーヤ「二人共、食べながら喋るなんてマナー違反だよ...」
穂乃果「本当にごめんね...」
これでもかと言うほど口に料理を突っ込んで喋るナツと魚をかじるハッピー、そんなニ人に呆れるトーヤと穂乃果。そしてそれを引いた目で見ているルーシィの姿があった。
ルーシィ「あはは…ナツとハッピーとトーヤ、穂乃果だっけ?わかったからゆっくり食べなって。それに、なんか飛んできてるから……」
トーヤ&穂乃果「「本当にごめんなさい……」」
二人は謝罪しながらハンカチをルーシィに渡す。するとルーシィは先ほどのサラマンダーについて話し出す。
ルーシィ「あのサラマンダーって男、魅了(チャーム)って魔法を使ってたの。この魔法は人々の心を術者に引きつける魔法なのね」
トーヤ「そう言えば、何年か前に発売中止にされたはず...」
ルーシィ「そうなの。あんな魔法で女の子たちの気を引こうだなんて、やらしいヤツよね。あたしはアンタ達が飛び込んできたおかげで魅了(チャーム)が解けたって訳」
ナツ「なぶぼご」
ルーシィ「こー見えて一応、魔導士なんだーあたし。まだギルドには入ってないんだけどね。あ、ギルドってのはね…魔導士たちの集まる組合で、魔導士たちに仕事や情報を仲介してくれる所なの。魔導士ってギルドで働かないと一人前って言えないものなのよ」
ナツ「ふが…」
ルーシィ「でもね!! でもね!!」
説明しているうちに何かに火が着いたのか、ルーシィは興奮気味に話し始める。
ルーシィ「ギルドってのは世界中にいっぱいあって、やっぱ人気あるギルドはそれなりに入るのはキビしいのね。あたしの入りたいトコはね、もうすっごい魔導士がたくさん集まる所で、ああ…どーしよ!!入りたいんだけどキビしいんだろーなぁ……」
ナツ「いあ…」
ルーシィ「あーゴメンねぇ! 魔導士の世界の話なんてわかんないよねー! でも絶対そこのギルド入るんだぁ。あそこなら大きい仕事たくさんもらえそうだもん」
ナツ「ほ…ほォか……」
穂乃果「よくしゃべるね……(花陽ちゃんがもう一人いるみたい...)」
ハッピー「あい……」
トーヤを除いた三人は若干引いていた。
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