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FAIRYライブ!

第5章 火竜とハンターと猿と牛


ナツ「よ~く~も落としてくれたなぁ…」
先ほどの穴から聞き覚えのある声が響く。
ナツ「あ~ぶ~な~かった~…」
ルーシィ「ナツ!!! よかった!!!」
真姫「流石ね」
にこ「やるじゃない」
ルーシィ達はナツの無事を喜ぶ。しかし……
ナツ「なんか怪物増えてるじゃねーか!!!」
タウロス「MOふっ!!」
ルーシィ&にこ「「きゃああああっ!!!」」
真姫「ヴエェェェ⁉︎」
なんと味方であるタウロスを蹴り飛ばしてしまった。
「MO…ダメっぽいですな……」
そのままタウロスは戦闘不能になってしまった。
ルーシィ「弱ーー!! 人がせっかく心配してあげたっていうのに何すんのよー!!! てゆーかどうやって助かったの!?」
ルーシィの問いにナツはニッと笑いながら答える。
ナツ「ハッピーのお陰さ。ありがとな」
ハッピー「どーいたしまして」
ナツの頭上には羽を生やしたハッピーが飛んでいた。
ルーシィ「そっか…ハッピー羽があったわねそういえば…」
ハッピー「あい。能力系魔法の一つ、翼《エーラ》です」
ルーシィ「アレ? じゃあトーヤは!?」
ナツ「ん? もうそろそろ来るんじゃねえの?」

ナツがそう言うと同時に、穴のほうから強風が吹いた。
ルーシィ「な、何!?」
突然の出来事にルーシィが戸惑っていると……
トーヤ「ふぅ…危なかった~」
トーヤの背中から機械のような羽が生え、戻ってきたのだった。
真姫「トーヤ! 無事だったのね!? 心配したのよ、このバカ‼︎」
真姫はトーヤに抱きつき涙を流す。
トーヤ「心配かけたね」
ルーシィ「ところでその羽は一体...」
トーヤ「錬金術で自分の肩甲骨を羽に変えたんだ」
ルーシィ「へぇ~…それはそうとナツ、アンタ乗り物ダメなのにハッピーは平気なのね」
と、ルーシィが何気なく言うと……
ナツ「何言ってんだオメェ……」
トーヤ「ハッピーは乗り物じゃないよ。『仲間』でしょ?」
トーヤ&ナツ「「ひくわー」」
ルーシィ「そ、そうね。ごめんなさい」
ナツとトーヤにドン引きされた。すると…
バルカン「ウホホォッ!!!」
遂に痺れを切らしたバルカンが襲ってくる。
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