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FAIRYライブ!

第5章 火竜とハンターと猿と牛


ナツ「いいか? 妖精の尻尾フェアリーテイルのメンバーは全員仲間だ」
しかしナツはルーシィに説教を続けている。
ナツ「じっちゃんも、ミラも…」
真姫「来るわよっ!!」
ルーシィはそう叫ぶが、ナツとスバルは気にも留めていない。
ナツ「うぜぇ奴だが、グレイやエルフマンも…」
トーヤ「もちろん、ミラさんやμ'sのみんなも…」
にこ「わかったわよ!!! わかったから!!! 後ろ!!」
二人のすぐ後ろには既にバルカンが迫っている。
ナツ「ハッピーもルーシィもトーヤも真姫もにこも、みんな仲間だ」
トーヤ&ナツ「「だから…!」」
そう言いながら、二人は一斉に振り返り…
ナツ&トーヤ「「オレ(僕)はマカオ(さん)を連れて帰るんだ!!!」」
ドゴォォン!!
バルカンの突進を避けながらナツは炎を纏った蹴りを顎に、トーヤは鉄拳を腹部に叩き込んだ。

ナツ「早くマカオの居場所を言わねえと黒コゲになるぞ」
ナツの言葉を聞いたバルカンはムキーっと鼻息を荒くする。
バルカン「ウホホッ!!」
そして、洞窟の天井に生えていた氷柱を折り、二人に向かって何本も投げつける。
ナツ「火にはそんなモン効かーん!!」
トーヤ「僕にも効かないよ!!錬金!氷盾《アイス・シールド》ッ!!」
ナツは身体中から熱を発して氷柱を溶かして防ぐ。トーヤは両手を雪の上に置いて魔力で盾を形成して防ぐ。
バルカン「ウホ」
バルカンは落ちていたタウロスの斧を拾う。
トーヤ&ナツ「「それは痛そうだ!」」
二人に向かって思いっきり斧を振り回すバルカン。
トーヤ「わっ!」
ナツ「っとと!」
何とかそれを避け続ける二人。だが…
つるん!
ナツ「なっ!?」
トーヤ「ナツ!?」
なんとナツが床に張っていた氷で足を滑らし、倒れてしまった。
バルカン「ウホォーーーー!!!」
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