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FAIRYライブ!

第5章 火竜とハンターと猿と牛


バルカン「女♪」
ルーシィ&真姫&にこ「「「!!!」」」
そんなルーシィ達の眼前にバルカンの顔が迫っていた。そしてしばらく見合うこと数秒……
ポウン
ルーシィ「!!!」
何とホロロギウムが消えてしまった。
ルーシィ「ちょ……ちょっとぉ!! ホロロギウム!! 消えないでよ!!!」
ホロロギウム「時間です。ごきげんよう」
ルーシィ「延長よ!! 延長!!! ねえっ!!!」
ルーシィは必死に叫ぶが、ホロロギウムからの返事はない。
バルカン「んふ、んふ……」
ルーシィ「…………!」
真姫「や、やだ......。にこちゃん...」
にこ「真姫ちゃん...」
震えるルーシィ達に鼻息を荒くしたバルカンが迫る。ルーシィ達がもうダメだと思ったその時……

トーヤ「うりゃぁぁぁぁああ!!!」
ドゴォン!!
バルカン「ウホォォォォオ!!?」
ルーシィ&真姫&にこ「「「!!?」」」
誰かがやって来て、バルカンを思いっきり蹴り飛ばした。そしてその人物は、ルーシィ達の前に着地する。
トーヤ「みんな、大丈夫!?」
真姫&ルーシィ「「トーヤ!!」」
にこ「全く...遅いわよ!」
その人物とは、右手には篭手型の武器『錬金の籠手』両足にはスケート型の靴『スノーブーツ』を装着したトーヤであった。
ナツ「うおおおっ!! やっと追いついたーっ!!」
トーヤ「ナツ!!」
少し遅れてナツもやって来た。
ナツ「オイ! サル! マカオはどこだ!?」
バルカン「ウホ?」
トーヤの攻撃からいつの間にか復活したバルカンは首を傾げる。
ナツ「言葉わかるんだろ? マカオだよ! 人間の男だ!」
バルカン「男?」
トーヤ「そうだよ!」
トーヤ&ナツ「「どこに隠した(の)!!?」」
ルーシィ「うわー!『隠した』って決め付けてるし!!」
それを聞いたバルカンは意地の悪そうな笑みを浮かべる。
バルカン「ウホホ」
そしてナツとトーヤの二人をクイクイッと手招きする。
ナツ「おおっ! 通じた!!」
トーヤ「案内してくれるんだね!!」
何の疑いもなくそれに着いて行く二人。そしてバルカンは一つの穴を指差す。
トーヤ「マカオさん!!」
ナツ「どこだ!!」
その中を覗き込むナツとトーヤ。だがその時……
ドンッ!!
ナツ「あ?」
トーヤ「へ?」
二人はバルカンに突き飛ばされ……
ナツ&トーヤ「「あぁぁぁぁぁぁあああ!?」」
そのまま落ちていった。
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