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FAIRYライブ!

第5章 火竜とハンターと猿と牛


トーヤとナツは戦闘態勢を取るが...
バルカン「人間の女!!」
真姫「ヴエェ!?」
真姫がバルカンに追いつかれ捕まってしまった。
ナツ「真姫‼︎」
トーヤ「真姫ちゃん!!」
真姫「ちょ⁉︎ど、どこ触ってんのよ!このエロ猿!!」
真姫は必死に暴れるがバルカンは止まらない。その先には...
バルカン「もう一人、人間の女だ!」
ルーシィ「!?」
ルーシィが居た。
バルカン「うほほーーー!」
そしてそのままバルカンはホロロギウムごとルーシィと真姫を連れ去って行った。

ナツ「おお、しゃべれんのか」
トーヤ「早く助けないと!それっ!」

ナツは特に慌てた様子もなく手のひらに拳を打ち付けて気合を入れる。
対してトーヤはバルカンの身体に何かをくっ付けた。
ホロロギウム「『てか助けなさいよォオオオ!!!!』と申しております」
そんなルーシィの叫びをホロロギウムが代弁しながら連れて行かれたのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇

その後、ルーシィ達はバルカンの住家である洞窟に連れて来られていた。
ルーシィ「なんでこんな事に……なってる訳~~~!!?」
ホロロギウム「…と申されましても」
バルカン「ウッホウホホ! ウホホホ~」
ルーシィ「なんかあの猿テンション高いし!!」
真姫「ホント、イミワカンナイ...」
真姫は髪の毛をくるくるさせていた。
???「全く...何よここ!マカオはいないし!変な猿に捕まるし!」
ツインテールの少女がぼやく。
真姫「にこちゃん!?」
にこ「真姫ちゃん⁉︎なんでここに?」
真姫「にこちゃんを助けに来たに決まってるでしょ?」
にこ「けど、捕まってるじゃない‼︎どうすんのよーっ‼︎」
真姫「大丈夫よ、もうすぐでトーヤとナツが来るわ」
にこ「あんな奴の助けなんか要らないわよ!人のことを子供と呼んでバカにした奴に助けられるなんてゴメンよっ‼︎」
真姫「にこちゃん...。トーヤにも悪気は無かったはずよ!トーヤは本当は仲間思いの優しい人なの!」
真姫はそう言ってトーヤから渡された紙切れを渡す。
にこ「何よコレ?」
真姫「読んで」
にこ「なになに...『にこちゃん、本当にごめんなさい。思ったことを素直に吐いたことは謝らせて貰います。僕はもう、誰かが死ぬのを見たく無かったんです。貴方を絶対に助けてみせます。如月 統夜』トーヤ...早く来なさいよ!バカトーヤ‼︎」
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