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FAIRYライブ!

第5章 火竜とハンターと猿と牛


クエストに行ったっきり帰って来ないロメオの父親、マカオと家出したにこを探しに行くために、トーヤ、ナツ、ハッピー、真姫はマカオの仕事先のハコベ山に馬車で向かっていた。
ルーシィ「でね!あたし今度ミラさんの家に遊びに行く事になったの~♪」
ハッピー「下着とか盗んじゃダメだよ」
ルーシィ「盗むかー!!」
真姫「って言うか…なんでルーシィが居るの?」
真姫の言う通り、そのメンバーの中には何故かルーシィが加わっていた。
ルーシィ「何?何か文句ある?」
ハッピー「そりゃあもう色々と…あい」
トーヤ「この仕事は危険だと思うから辞めておいたほうがいいと思うけど...」
ルーシィ「だってせっかくだから、何か妖精の尻尾の役に立つ事したいなぁ~なんて♪」
ハッピー『株を上げたいんだ!!絶対そうだ!!』
そしてルーシィの視線は乗り物酔いしているナツの方へ向く。
ハッピー「それにしてもアンタ本当に乗り物ダメなのね。何か…色々かわいそう…」
ナツ「は?」
何やら同情的なルーシィにナツは首を傾げる。すると……
ガタンッ
馬車が止まった。
ナツ「止まった!!」
それと同時に復活するナツ。そして外に出るとそこは……
おじさん「す…すんません…これ以上は馬車じゃ進めませんわ」
猛吹雪が吹きさらす雪山であった。
ルーシィ「何コレ!? 山の方とは言え今は夏季でしょ!!? こんな吹雪おかしいわ!! さ…寒っ!!!」
あまりの寒さにルーシィは自分の身を抱く。
ナツ「そんな薄着してっからだよ」
トーヤ「そうだよ」
真姫「そうよ」
ルーシィ「あんたらも似たようなモンじゃないっ!!!」
トーヤは半袖の黒いインナーの上に赤い長袖のコートを羽織っている。
ナツは裸の上からジャケットを着ており首にはマフラーを巻いている。真姫の格好は赤色のチアガールのような服装。上にはトーヤとお揃いの赤いコートを羽織っている。(タカラモノズの服装をイメージしてください)
おじさん「そんじゃオラは街に戻りますよ」
そう言い残しておじさんは馬車と共に去って行った。
ルーシィ「ちょっとぉ!! 帰りはどーすんのよ!! キィー!!!」
ナツ「あいつ…本当うるさいな」
真姫「なんで来たの?」
ハッピー「あい」
トーヤ「僕は賑やかで良いと思うよ」
去っていく馬車に向かって叫ぶルーシィを見て、4人は口々にそう言った。

-OP Snow fairy-
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