第1章 プロローグ

海未「園田 海未(そのだ うみ)と申します。よろしくお願いします」
凛「次は凛の番だね!星空 凛(ほしぞら りん)だよ、よろしくにゃー」
トーヤ「にゃ？」
花陽「凛ちゃんの口癖なんです。こ、小泉 花陽(こいずみ はなよ)と言います。よ、よろしくお願いします」
トーヤ「凄く怯えているんだけど...何か悪いことした?」
真姫「気にしないで、ただの人見知りよ。私は、西木野 真姫(にしきの まき)よ。よろしくね」
絵里「最後は私達ね。絢瀬 絵里(あやせ えり)よ。よろしくね」
希「ウチは東條 希(とうじょう のぞみ)や。よるしくな〜、新人君」
トーヤ『なんで関西弁?』
にこ「さいごはにこね。矢澤にこ(やざわ にこ)だよ♪にこにーって覚えてラブにこっ♡」
トーヤ「...」
にこ「ちょ！？何か言いなさいよっ！！」
トーヤ「だめでしょ、子供がこんなところにいたら、仕事の邪魔だよ〜」
ほのことうみまきりんぱなのぞえり「あっ...」
ブツン!!
にこのなにかが切れる音がした。
トーヤ「？」
にこ「今...なんて言った?」
トーヤ「子供?」
にこ「にこは...17よっ！！」
にこが回し蹴りを放った。
トーヤ「じゅうな...！？」
にこの回し蹴りが統夜の腹部に命中して後方に吹き飛び意識を失った。
にこ「あんたなんて!馬に蹴られて地獄に堕ちなさいよっ!!」
そう言ってにこはクエストを受注して去っていった。
穂乃果「にこちゃん!!」
絵里「穂乃果、まずはトーヤ君を助けてあげないと!」
穂乃果「そうだね!しっかりして、トーヤ君!!」


夜
トーヤ「はっ！」
？？？「よっ、気が付いたか？」
桜色の髪をして、首にマフラーを巻いた少年が横に居た。
トーヤ「君は...」
ナツ「オレは、ナツ。ナツ・ドラグニルだ。よろしくなっ、トーヤ!!」
ナツは歯を見せながら手を差し出す。
トーヤ「よろしく、ナツ」
お互いに握手を交わすナツと統夜。
ナツ「そうだ!明日暇か？」
トーヤ「どうしたの？」
ナツ「オレと一緒にあるヤツを探してくれないか？」
トーヤ「人探し？」
ナツ「ああ、イグニールだ」
トーヤ「イグニール...」
トーヤ『妖精の尻尾1日目、蹴りを入れられたけど、これから楽しくなりそうだ...』
その後、統夜はナツからイグニールの情報を聞いてナツの家で夜を過ごした。