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FAIRYライブ!

第1章 プロローグ


フィオーレ王国……人口1700万の永世中立国。

そこは…魔法の世界。

魔法は普通に売り買いされ、人々の生活に根付いていた。そしてその魔法を駆使して生業なりわいとする者達が居る。人々は彼らを〝魔導士〟と呼んだ。

魔導士たちは様々なギルドに属し、依頼に応じて仕事をする。そのギルド、国内に多数。

そして、とある街に、とある魔導士ギルドがある。かつて…いや、後々に至るまで数々の伝説を残したギルド。

これは…そのギルドに属する魔導士と9人の歌の女神たちの物語である。


???「ここが妖精の尻尾(フェアリーテイル)...」
青年がフェアリーテイルのドアに手を伸ばす。
フェアリーテイルに入ると周りがざわつきだした 。
さっそくマスターらしき小柄な老人を見つけ、声をかけた。

???「すみません。フェアリーテイルに入りたいんですが~」
マカロフ「お前さん名前は?」
統夜「如月 統夜(きさらぎ とうや)です」
マカロフ「トーヤか、珍しい名前じゃのう。いいじゃろう、紋章はどこに入れる?」

トーヤ「じゃあ、右腕に黒で」
マカロフ「これでおぬしもフェアリーテイルの一員じゃ。向こうのことりに紋章を入れてもらってこい」
トーヤ「ことり?」
マカロフ「向こうにいるメイド服を着ている女じゃ」
トーヤ「あの子ですね、分かりました」

トーヤ「すみませーん」
トーヤはメイド服の少女に声をかけた。
ことり「あっ!貴方が先ほどフェアリーテイルに入りたいと言っていた人ですか?」
トーヤ「はい。如月 統夜です。トーヤと呼んでください」
ことり「トーヤ君だね。私は南 ことり。ことりって気軽に呼んでね、トーヤ君」
トーヤ「うん、よろしくね。ことりちゃん」
トーヤはことりと握手を交わした。
???「あれ?紋章の場所、私と一緒だ!お揃いだー!」
トーヤ「誰?」
ことり「穂乃果ちゃん、トーヤ君が焦っているよ」
穂乃果「ゴメンゴメン、新しいメンバーだよね?」
トーヤ「う、うん...」
穂乃果「高坂 穂乃果(こうさか ほのか)だよ。よろしくね」
穂乃果はそう言うと手を差し出した。
トーヤ「如月 統夜。よろしくね、穂乃果ちゃん」
穂乃果「みんなもおいでよー!」
穂乃果に呼ばれた7人の少女達がトーヤの周りに集まった。
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