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FAIRYライブ!

第4章 総長あらわる!


マカロフ「アルザック、レビィ、クロフ、リーダス、ウォーレン、ビスカ、凛…etc…」
次々と名前を呼ばれ、呼ばれた者は気まずそうな顔をする。
マカロフ「貴様等ァ…ワシは評議員に怒られてばかりじゃぞぉ……」
プルプルと震えているマカロフはを見て、全員気まずい顔をする。
マカロフ「だが…」
すると、マカロフは口を開き……
マカロフ「評議員などクソくらえじゃ」
ルーシィ「え?」
そう言って書類を燃やし、ナツに食わせた。
マカロフ「よいか、理ことわりを超える力はすべて理ことわりの中より生まれる。魔法は奇跡の力なんかではない。我々の内にある〝気〟の流れと自然界に流れる〝気〟の波長があわさりはじめて具現化されるのじゃ。それは精神力と集中力を使う。いや、己おのが魂すべてを注ぎ込む事が魔法なのじゃ。上から覗いている目ン玉気にしてたら魔導は進めん。評議員のバカ共を怖れるな」
そう語りながらマカロフはにんっと笑う。
マカロフ「自分の信じた道を進めェい!!!! それが妖精の尻尾フェアリーテイルの魔導士じゃ!!!!!!」
全員『オォォォォォォオオオオ!!!!!』
マカロフの言葉にギルド全員が歓声を上げ、ケンカしていた事が嘘のように笑い合ったのである。

◆◇◆◇◆◇◆◇

凛「へぇ~。それじゃあ、他の街ではナツ君がサラマンダーって呼ばれてたのかにゃ?」
トーヤ「そうみたい。まぁ、確かにナツの魔法にはピッタリだけどね」
目の前で火の料理を食べているナツを見ながら凛とトーヤが言う。
ハッピー「ナツがサラマンダーならオイラはネコマンダーでいいかなぁ」
真姫「マンダーって何よ……イミワカンナイ......。ここいいかしら?」
ハッピーの的外れな発言に真姫は呆れながらトマトをかじる。すると、何やら嬉しそうな顔をしたルーシィがやってくる。
ルーシィ「ナツー! トーヤ! 見てー! 妖精の尻尾のマーク入れてもらっちゃったぁ」
そう言ってルーシィは嬉しそうにギルドの紋章が書いてある手の甲を見せる。
トーヤ「よかったね」
ナツ「よかったなルイージ」
ルーシィ「ルーシィよ!!」
ナツが興味無さそうに言うと、ルーシィが怒鳴る。
凛「ルーシィちゃんって言うんだ。凛の名前は星空凛だよ! よろしくにゃ!」
ルーシィ「うん! よろしく凛!」
凛は自己紹介しながら手を差し出し、ルーシィはその手を掴んで握手を交わした。
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