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ふらたーなる *Fraternal* 【気象系BL】

第1章 Doctor Call




『しょっ…だめっ』


手で押し返そうとするけどその手ごと纏めて抱き締める。

智くんの薄い耳朶を甘咬みして、舌でなぞれば跳ね上がる身体。


『どうする?診察室…行く?

 それとも…』


涙を浮かべた瞳で俺を見上げる智くん。


『翔くんのいじわるっ。

 わかったよ…』


ようやく頷いた智くんを裏から扉つきの隔離用の処置室にいれた。


処置室に入ったものの、それでもまだ、悪あがきをする智兄。


『智くん?なんでそんなに嫌がるの?』


『だって…白衣の翔くん、イケメン過ぎて…。

 我慢出来なくなるんだもん…』


顔を真っ赤にしながら言う智兄。

俺のほうが我慢できなくなるっつうの!

『そんな可愛い顔で見られたら俺も我慢できなくなるよ?』

押し倒したくなる気持ちを抑えながら聴診器を片手にじっくりと診察する。
医者モードになった俺に智兄も観念したのか大人しかった。

その姿がまた可愛くて…触診しながら手を智兄の下半身に伸ばした。

明るめの紺色のスクラブとおそろいのパンツを押し上げつつあるモノ…。


『ひゃっ…しょお…ダメ…』


不意の刺激に智兄が躰を跳ねさせながら静止の言葉を口に乗せた。

その言葉を無視して、総ゴムのウエストからそっと手を入れ、半勃ちのモノに直接触れる。


『しょぉ…やめて…お願い…』


『このままじゃ休めないでしょ?
 
 抜いてあげる。
 智兄は委ねてくれればいいから…。
 ね?』


そのままズボン下着ごと一気に膝までずり降ろし、顔を出した智兄のモノに口づけた。





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