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ふらたーなる *Fraternal* 【気象系BL】

第1章 Doctor Call




ローションを纏わせた翔兄の指がゆっくりと僕の後孔に埋まっていく。


「あっ、だめっ、しょぉ…にぃっ、
 やっ、イクッ、イッちゃうぅぅ」


僕の声に状況を察した智兄の舌が、口が更に追い詰める。

翔兄の指が僕の中の1点を突いた瞬間、堪えられなくて…。


「ごめっっんんっっ!」


次の瞬間、智の口の中に吐き出した…。

そのまま智の口の中から抜け出す。


「んっ、かずのっ、おいひぃ」


ゴクリという音の後に智が呟く。


「あっ、智兄っ、飲んじゃったの?」


慌てる僕にニッコリと笑う智兄。


「智くん、余裕じゃん?」


それまでゆるゆると智を攻めていた翔兄が智の身体をベッドに押し付けた。


「まだ俺、中にいるんだよ?」


そう言うといきなり智を揺さぶり始める。


「あんっ、しょ、っっんん、だめっ、

 ひゃんっ、あたるっあたるのぉっっ」


「和?できる?」


翔兄の声に操られるように智のそばににじり寄ると翔兄のリズムに合わせて動く智のモノに唇を寄せてそのまま咥えた。


「あっ、かずっ、だめっ、ねぇ
 まえもっ、うしろ…っもっなんてっぇ

 やっ、しんじゃうぅ、しんじゃうぅぅ、
 んんっんんっ、らめなのーー」


翔兄が穿つ度に聞こえる粘着質な水音と私の口が奏でる水音と智兄の嬌声がたいして広くない部屋に響き渡る。

その卑猥さに脳が焼き切れそうで、堪えるように更に智の中心に愛撫を加えた。

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