• テキストサイズ

ふらたーなる *Fraternal* 【気象系BL】

第1章 Doctor Call




脱力したしきった智。
でも蕾からはまだ、無機質な音が鳴り続けてる。


「これ、出します?
 それともまだ入れておきます?」


コードを引っばって蕾から顔を出した玩具を指で軽く押さえながら聞く。


「やっ、もっ、それ、やぁぁっ

 おもちゃじゃ…なく……てっ

 しょおとかずがっ、いいのっっ」


首を振りながらそう言う智兄は本気で可愛くて、翔さんと目を合わせた刹那、智の蕾から玩具を抜き取った。

紅く色付いた蕾が誘惑するようにヒクつく。


涙に濡れる智の頬を撫でながら、出来るだけ優しく声をかけた。


「翔兄からにしようね?

 翔さんのほうが優しいもんね?」


身体をずらして翔さんに場所を譲る。


「和?お前…」


翔さんの呟きに目線で答えながら智にキスをする。


「翔兄?」


「じゃ、遠慮なく」


そう言うと智を背後から抱き締めて自分の脚の上で膝立ちさせる。


「智くん、これ、欲しいでしょ?」


ゴムを被せた自身の上に智の蕾を宛てがいながら入りそうで入らないところで何度もつつく様にする翔兄。


「うん、しょう、ちょうだい

 しょうのぉちん…ちんっ…で
 
 きもちよくっ、してっっ」


そう言いながら自分の手で翔兄のモノを掴み自ら腰を落として行く。



/ 194ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp