ふらたーなる *Fraternal* 【気象系BL】
第1章 Doctor Call
「翔兄、どっちにする?」
和がチェストから取り出したのは二つの小さな玩具。
和が差し出した玩具を一つ摘む。
「和も使うの?」
まぁ、使わないわけないとは思うけど一応聞いてみた。
「もちろん。
で、どうしますか?
上?下?」
「智くんはどっちがいい?
俺が上?それとも下?」
手のひらに載せた玩具を智くんに見せながら聞くけど智くんは真っ赤な顔で首を振るばかり。
「智兄は恥ずかしがり屋さんですもんね。
どっちがいいなんて言えないですよね?
そこも含めて大好きですよ?」
和が智くんにキスしかなら言う。
「翔さんは上ね。
下は私が準備してあげますよ?」
そう言うと再び身体を智くんの間に滑り込ませる。
「ふふふ、かわいいよ、智のここ。
ちょっと冷たいかもしれないけど
我慢してね?」
和がローションを後ろに垂らす。
少し甘い香りのするローションに思わずなに?って顔で和を見た。
「甘い匂いがするでしよ?
これね、舐めれるローションなの。
甘くて美味しい智を
もっと美味しく食べたくてね?
翔兄も使う?」
ローションのボトルを俺に手渡すとそのまま智くんの後孔に舌を這わせた。
「やっ、かずっ、だめっ、そんなとこ、
なめちゃ…い…やぁぁ」
「智くん、気持ちいいんだね?
ここ、また、濡れ始めたよ」
また、勃ちあがりはじめた智くんのものに指を滑らせた。