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ふらたーなる *Fraternal* 【気象系BL】

第1章 Doctor Call




「智くん、もう1回スエット、捲って?」


「そのまま捲っててよ?

 凄くかわいいよ、智」


2人に言われて自分でスエットの裾を捲る。

ベッドヘッドにある大きなクッションのような壁に凭れるように座らされた僕。

脚は開く様に片方ずつ抑えれてる。

翔くんと和は視線を交差させると僕の前で軽く音がするキスをしてそのまま僕の胸を舐め始めた。


「ゃん…あっ、あっ、ぃぃっ…­すきっ、

 それっ。あっっ、もっと…ちょー…だぃ­」


感触の違う舌がペチャペチャと音をたてて僕の胸を舐める。

尖らせた舌で擽られたり、肉厚な唇に吸われたり…­。

それだけで腰に電流が流れる。
身体が熱くなってもっともっとと次の刺激を求めてしまう。


「智くん気持ちいい?」­


「うんっ、うんっ」


「こっちも気持ちいいって
 言ってますもんね?」


和くんがかわいい手で快感を如実に示すボクを掠めるように撫でる。


「ひっ、かずっ……」


逃げたくても逃げられない甘い刺激。


「智?ここ、どうしましょうか?

 自分の手で弄ってもいいですよ?」


胸元に唇を寄せたまま、和くんが言う。

下から覗き込むように僕のことを見る琥珀の瞳。

その熱い視線に射られた僕は和くんの手に導かれるままにはしたない汁を垂らすボク自身を握った。


「智くん、いいんだよ?」


翔の声が引き金になる。
僕はゆっくりと自分のものを擦りはじめた。





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