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好きやねん。

第5章 言えなかった


放課後、メールが来た。

〈今日からしばらく先に帰って〉

『……はぁ……』


やっぱり、忙しいんだ……。


わたしの存在が邪魔しちゃってる?

そうだよね。

わたしが年下だから会長に迷惑ばっかりかけちゃうのかな。


わたしなんかより、もっと大人っぽくて女性っぽい方がいいんだろうな……。


もう、飽きられた?

そりゃ、そうだよね。





















わたしなんかじゃ、会長に釣り合わないよ……。
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