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好きやねん。
第2章 彼に隠された秘密とは……
この沈黙を破ったのは、神崎さんだった。
「いやー、ノロケてるねー!リア充羨ましー!!」
『の、ノロケっ!?』
「だって、見てみなよ。碧央の顔、真っ赤でしょ?」
神崎さんの視線の先を追う。
そして、会長と目が合った。
『会長……?』
顔、真っ赤……。
「み、見んとって……。情けない顔しとるから……」
会長はそう言ってそっぽ向く。でも、耳が赤いのが丸見え。
自然と笑みがこぼれた。
なんて可愛い彼氏なんだろう。
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