第6章 ブレックファーストはドレスコードで....
おそ松がこちらを見ている間に、太ももにつけてあったホルスターからオモチャの銃をぬく。
射程距離とかあんましわかんないけど、バイオ●ザードで遠い位置のゾンビにヘッドショットを狙ってうてる私に死角はない!
パンパンパンパンと弾を発射!
命中率をあげるために玉があるだけ連射する。
狙ったのは、おそ松の額ではない。
片手でチョロ松くんを弄んでいる+私の下着に目がいってるためにお留守になっているその....
珈琲持ってる手じゃぁぁ!
見事に命中したために、慌てて珈琲カップを落とす。
そしてそのまま
「あっっっっつうううううううう!!!!」
「ニャーちゃぁぁぁあん!!!」
熱々のコーヒーがおそ松の、足にかかる。
飛び上がるおそ松、その拍子に集中力が切れて落下する橋下ニャーは粉々に砕け散った。
「すっっっっっげえええええええ!!!」
大爆笑する十四松くんと、手で口を覆いながら涙目で笑いをこらえる一松くん。
相変わらず白目を向くイタ松。
「ふっ、つまらんもんをうってしまったぜ.... 」
オモチャのピストルをホルスターになおした。
激しく言いたくなかったけど、私にこんな格好させやがった罰だ....
今どんな、格好してるかって?
聞きますかそれを....
.... メイドだよ
ありきたりだなって?そうだね、でもさ
胸元がめっちゃくちゃあいてるし、スカートくそ短い
あげくのはてにピンクのフリッフリでロリッロリッ!
でもそれよりもね
名札みたいなのついてあって
(鈴音わぁ、おそ松様のためならぁどんな恥ずかしい格好でもしまぁす❤)
ってのついてるやつだよ....
しかもなんでかとれないし....
殺意しか芽生えんよ。