第6章 ブレックファーストはドレスコードで....
空中に浮く橋下ニャー、おそ松が指をくるくるすると橋下ニャーも回る。
「残念でしたー!ヴァンパイアなめんなよ」
にやにやしながら、言われるとさらに腹立つ!
「ちょ!おそ松!僕のニャーちゃんを雑に扱うな!」
空中に浮く橋下ニャーを一生懸命取り返そうとするチョロ松くん。
「ほれほーれ」
といいながら指を上下にさせて、猫じゃらしみたいにして弟を苛める兄。
鼻血を吹き出しながら、椅子にガクンと寄りかかり白目を向くイタ松。
「....Nice」
すっごいゲスい顔しながら、私にビシッと親指をたてて笑う一松くん。
それをお構いなしに朝御飯をもりもり食べてる十四松くん。
なにこの絵面、男兄弟ってこんなんなのかな。
ひでぇ絵面だわ。
「ほれほーれ、愛しいレイカは俺の手のなかだぞー」
「レイカって誰だ!!?!」
チョロ松くん....
ツッコミをいれつつも取り返そうとする姿が、情けないよ、泣けてくるよ。
けど、このままヤられっぱなしってのも気にくわないよね。
「おそ松!」
大きく名前を呼べば、こちらを向くおそ松
それを見計らってスカートをたくしあげる。
「おおっ!サービス??おそ松くん朝から元気になっちゃうよ」