第26章 揺れる心〜愛の逃避行、無垢なる笑顔と恋のlabyrinth〜
〜オマケ〜
「クソ松、なにこの副題」
「いいだろう?俺を愛してくれているカラ松ガールから賜ったものだ!ふっ!さすが俺、いいセンスだ」
「カラ松ガールじゃなくてお前が考えたクソ副題だろうが!アアン!?」
何故この2人なのか、どうしてここで交わってしまったのか。確実にこのオマケが向かう先はすでに目に見えている。
「ふっ、何を言っているんだ一松?俺のセンスはいつだってハイセンスだぜ?」
「黙ってろクソ松、灰になれクソ松!」
読者様サービスとはいかなるものなのか、考えてオマケを取り入れているのだがこれは誰得なのかと考えてしまう。
「それにしてもビューティフルでワンダフルな副題だ、怖い、俺の神センスが怖い!」
「ねぇ?もう沈めていい?いいよね?散々デートしたんだもんね?いいでしょ?なに?そんなにカラ松が好きなの?幸せ?クソ松に幸せなんていらないよね?あっ、その顔、今クズだって思いました?クズです。ゴミです。生きる気力のない燃えないゴミ。」
ここで、よっしゃ腐女子的要素を入れようとか、美味しい展開にしようとか思ってみるけど。残念ながら私は腐女子ではなく、まだかじった程度にて恐れ多い。
「もういいでしょ、こんなゴミクズヴァンパイアと恋とか、時間の無駄ですよ。
え...
......無駄じゃない?」
一松は頬を染め、大きく目を開いた。
「...じゃあさ?オレに鈴音の血くれる?」
舌なめずりをしてくる一松、でもヴァンパイアは1人ではない。
「一松に吸わせるのか?レディ?」
手を引かれた先にうつるのは危険な目をした、青いヴァンパイア。
「...俺だって本当は欲しいんだぞ?レディ?」
道を塞がれて貴女は逃げ場をなくす。
貴女はどちらの手をとりますか?
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上の情報は本編とはあんまり関係ありません。
前半は一松の話、後半はカラ松の予定です。
でも他の松もちらほらり!
イボンヌ様、素敵な副題をありがとうございます!