第24章 戦士の安らげる場所〜麻雀牌は愛を語る編〜
グッモーニン!素敵なカラ松ガール達!
朝日が目に眩しい、そう!朝だ!朝日が!朝日が俺を照らす!
あぁ、降りてくる降りてくる!サンシャインが俺の肌を焼く!ジリジリとそしてしっかりと!
でもそれは気にしない!何故なら!何故なら今日は!愛しいレディとのデートだからな!
しかし、レディは何処へ行けば喜んでくれるだろうか?
そんな事を考えながら、服を選ぶ。
やはりこれか?
手に持ったのは、俺のお気に入り
スパンコールの敷きつめられたズボンだ。
いや、これでは俺は輝きすぎか?
カチャリとクローゼットにズボンを直し、今度はツナギを手にする。いや、いくらパーフェクトナイスガイの俺でも、これではラフすぎるだろう。
ツナギをハンガーにかけ直して、次は黒い革ジャンを手に取る。後ろにドクロマークの描かれた革ジャンは安定のパーフェクトファッションだ!
ふっ、何を着てもパーフェクトな俺...
罪だぜ...
ブリーフ1枚で全身鏡の前に立ちながら、悩む仕草でさえもパーフェクトだ。
「やはり、俺のパーフェクトな所を引き出すにはこいつか?」
手に取ったのは、太ももまでしかないズボンだ。
いや、流石にこれでは寒いだろう。寒くて凍えそうだ!
「やはりここは...」
カチャリと取り出したのはスーツだ。
もちろん、すべて青色のスパンコールで出来ている!
眩しすぎる?ふっ、この程度のスパンコールでは、俺の輝きが霞んだりはしないさ!
しまった!俺とした事が失念していた!
俺の顔のエンジェルが舞う、ドレッサーの引き出しを開ける。
「ふむ、シトラス系か、ミント系か...いや、ここはブル⚫リ...」
ずらりと並ぶは香水、いい男というのは体臭も気にしなくてはならない!
さて、今日の気分はどれにしようか?
瓶に鼻を近づけ香水を吟味していく。
「ふっ、どの香りもパーフェクトだ!香りに俺があわせるわけではない!そう!香りが俺にあわせているんだ!」