第6章 ブレックファーストはドレスコードで....
心配になって来てみればこれか....
俺はチョロ松の部屋にいた。
チッと舌打ちをする。
よりにもよってチョロシコスキーの部屋かよ
まぁ、正解っちゃ正解か....
俺=襲う
カラ松=部屋綺麗だけどイタい
チョロ松=部屋は綺麗、ゴミ箱の中身は言えない
一松=猫、とりあえず猫
十四松=そもそも部屋ではない、人工芝生と甲子園の土の部屋
トド松=女子の部屋、こいつが一番危なかったりする
幸せそうに眠る鈴音の髪をすくう
チョロ松の匂いと鈴音の甘い甘い匂いが混ざる....
お兄ちゃん妬けちゃうなぁ....
「すーすー.... 」
規則正しい呼吸を確かめると、ホッとする。
....殺してしまったかとおもった。
人が弱いことなんて、ずっと前からわかっていたはずなのに....
....でも止めてやれなかった
鈴音の血は甘美すぎる
「....ごめんな」
優しくできたなら、あんなふうに傷つけることもなかったのに
鈴音の長い髪を弄ぶ
好きだからいじめちゃうんだよな....
こんなに想っているのに....
ずっとずっと遠い昔から....