第6章 ブレックファーストはドレスコードで....
イタ松をチョロ松くんのところに押し込んだ後に、チョロ松くんの部屋を案内してもらった。
ちなみにチョロ松くんはイタ松の世話をするために、保健室(?)で寝るからと気をつかってくれた。
それにしてもあの足でカンカンってやって移動できるのすっごい便利!
あっという間にチョロ松くんの部屋につくんだもん....
「おやすみ.... 鈴音ちゃん」
何処と無く切なそうな顔をして私を見つめた後に、チョロ松くんは去っていってしまった。
部屋全体からチョロ松くんの匂いがする。
なんか、色々と複雑だったけどこの際寝られるなら何処でもいい....
死ぬほど疲れた....
イタ松にかけて貰ったマントをバサリと脱ぎ捨てる。
いや?ちゃんと畳むよ?
でもこれどうやって洗濯して返したらいいんだろう?
それにしても、スパンコールマジ痛いわ!
ちょっとした凶器じゃないの?マジで!
素肌がヒリヒリする。
まぁでも....
イタ松の優しさに心を打たれなくもないこともないかもしれないかも....
ぼふぅん!とチョロ松くんのクイーンサイズのベッドに倒れこむ。
いい匂い、ふかふか、シーツがすっごい気持ちいい....
疲れきっていた私は気を失うように深い深い眠りについた。