第20章 桜が舞えば想いは消える
「ん....ああ、ん、ふぅ.......」
あぁ、今日は新月だったっけ....?
そう思いながら僕は今日も快楽を貪る。
月明かりのない闇は、僕達ヴァンパイアにとっても都合がいい。
「あれ?どうしたの?ほら?もっとしゃぶりなよ?」
僕の足元で四つん這いになって、苦しそうに僕のモノをしゃぶる名も知らぬ女
「んっ、ぐうっ.... あっぁん」
長めの髪を掴みながら、その女の喉奥をつけば苦しそうに僕を押す。ピタリと動きを止めて、心の中で舌打ちをする。
「あれあれ?いいの?そんなことして?ふふっこれが欲しいんでしょ?」
オーキッドピンクを目に宿しながら、甘く囁けば女は僕のモノを激しく貪る。
揺れる豊満な胸に触れることなく、僕は見えもしない空を仰ぐ
「トド.... あん.... 気持ちぃ....?」
冷めた目で見下ろしながら、欲望にまかせて女の喉奥にグッとねじ込む。
嗚咽した女の喉が僕のモノを締め上げる。
この絞まる感じが最高にたまらないんだよねー
「んっぐうっ.... 」
嗚咽した苦しさから僕のモノを口から離す。離された僕のモノの先から女の唾液がつうっと下に流れて、全体をどろどろにした。
あはっ!
卑猥なモノがよけい卑猥になっちゃった
「ねー?僕まだイッてないよ?」
げほげほと床にへたりこむ女の長い髪を掴んで、ぐいっと引き上げ上を向かせる。
「ふふっ、苦しそうだね?どうする?やめてあげてもいいよ?」
にっこりと笑ってそう言えば、目尻に涙をためてイヤイヤと首をふる。
「や、いや、トド松....欲しい、欲しいのぉ」
「そう?僕せっかくやめてあげようと思ったのに....淫乱だね」
ふふっと笑ってパッと髪を放せば、僕のモノを嬉々として舐めまわす。
汚い女だ、さっきみえたけどお歯黒してたっけこいつ?
亭主いるはずなのにね。
ほんと....