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【おそ松さん】月下に咲くは六色の花

第5章 スパンコールは優しさの煌めき



恐る恐る廊下を進んでく。

ふあっと外の空気の匂いがした。

こっちか!?
よっしゃ、これで私の方向音痴設定確定は免れた!


嬉しすぎて走り出す。


はっはっは!
ざまぁみろ!
私一人だってちゃーんと道の1つや2つはさがしだせるんだよ!

今度友達に自慢してやろう!

.... いや異次元で迷ったなんて言ったら、何処まで方向音痴なんだって逆に言われるか。


ヤマアラシのジレンマってやつか....
.... 違うか


.... ん?


なんだろう、今物凄いフラグを踏んじまったような気がする。


そういう嫌な勘だけは当たるから本当にいつもいつも嫌になってくる。

しかし、今はそんなことよりも外に出る方が先決だ。

服?
あーたしかにこのまま外に出たら確実に露出魔として捕まるだろうね。


警察に捕まったら
「六つ子に犯されかけたんですぅ、助けてくださぁい」

って泣きながら神がかった芝居をうってやる。

あいつら全員道ずれじゃぼけえええ!!
社会的に出てるのかはわかんないけど、社会的に抹殺してやる。

十四松くんと一松くんには悪い気もするけど....

チョロ松くん....
いや、やつもやつで狼だった....
容赦してはならぬ....

トド松くんは....
よく考えたらおそ松を焚き付けたのあいつじゃねーか!
くそっ!腹黒あざとモンスターめ!
ぜってー許してやんねー!

おそ松は、言うまでもねぇ!あんなやつ!
ぜってーぜってー抹殺してやる!

カラ松....
まぁ、いっかあいつは....


そんなことを考えていると、古いドアが目の前に現れる。

外の匂いがする!

喜び急いで扉をあけて、飛び込んだ。
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