• テキストサイズ

【おそ松さん】月下に咲くは六色の花

第14章 祭り囃子と夏の終わりー前編ー



絶対乗ってくると思ったわ!
ちょっとほくそ笑みながら、ちらりと横を向く。

姿勢を低くして狙いを定める鈴音
いいねー、いい眺めだねー

さっきは狙いを定めず撃ってたけど、今は本気だわ。

獲物を狙うようにギラギラした瞳が、もはや狩人にしか見えない。

少なくとも女の子のする目じゃないよな、まぁそこもまたツボだけどね。

屈服させたいわー

それにしても射的ってエロいよな?
狙い定めるときとか尻つき出すじゃん?
あわよくば、お兄ちゃんの銃をそこに....

あっ、やべっ変なこと考えたら俺のおそ松Jr.が....

ぶんぶんと頭をふりながら、忘却しようと努力する。

浴衣ってのがいいよな!本当に最高!
手とか入れやすいし、下着ってつけないんでしょ?女の子って.....

うなじとか本当にエロいよね?

あーいかんいかん、おそ松Jr.が反応しちゃーう!

ただ、一つ気に食わないのは俺が選んだ浴衣じゃないってことだ。

あれ選ぶのかなり悩んだんだよ?
おそ松くん傷つくわー

なんて考えてたらパンっと音がして、ミニカーが倒される。

「ちょっと、手抜くなつったじゃん?なめてんの?」

にこっとしながらそんなことを言ってくる。
いやいやいや、お兄ちゃんいつだって全力よ?

ちょっと妄想しちゃってただけで....

パンっ!

「やりぃー」

ちっちゃい猫のぬいぐるみGET!

「それ、私が狙ってたのに!!」

そんなの知らないもんねー
撃ったもん勝ち
/ 682ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp