第13章 バスタイムはアロマキャンドルとともに....
「着替え完了ー」
そういいながら、浴室に戻ってくる鈴音ちゃん。
「水着だったらいいの?」
ちょっとした疑問が浮かぶ。
「....約束は約束だからね」
そんなことを言いながら、ほらちゃっちゃと入ってちゃっちゃと終わらそうなんて....
ダメだ、淑やかさとか恥じらいだとかない。
無さすぎる。
とゆうか....
「ちょっ!湯船に入る前に体洗いなよ!」
えー早く終わらせたいんだけど
なんて、僕の気も知らないで!
腹立つ、力解放してやりたい
そんでとろんとろんにしてやりたい....
その方が楽なのに....
「あーもう、とりあえず髪!髪洗ってあげるから!」
うわっ、露骨に嫌そうな顔しやがった。
「....変なことしないよね」
....とろんとろんにしてやろうか、ほんと
「あーもう!なんでそんなに疑うの!全く!」
まぁ、帰ってくる言葉なんてわかるんだけど
「いや、前科持ちじゃん。あざといし」
僕のことドライとか冷めてるとかいうけど、鈴音ちゃんもそーとードライだから!
僕に対して。
あとここであざといのは、関係ない。
「そんなこと言わないでよ、僕泣いちゃうよ?」
うるうるした瞳で鈴音ちゃんを見つめる、けど....
「あざとい」
ばさってきられて即終了。
ここまでくると、色々と自信なくす。