第13章 バスタイムはアロマキャンドルとともに....
言った。
言っちまったな。
だが....
「は、はん、録音してたわけでもな.... 」
ずいっと目の前に差し出されるは、スマー●フォンだ。
人間たちの汗と血の文明というなの結晶だね。
そしてリピートされる。
「私にできることならなんでもするから」
こいつ....
最初から私をはめる気だったんだ。
てゆーかよ、こいつ人間嫌いだったよな!?
じゃあさなんで、人間の汗と血の結晶持ってんの!?
「道具に罪はないでしょ?」
人の心読みやがった!
死ね!マジで死ね!
「さーて、鈴音ちゃん?どうする?こう言うときはなんていうのかなぁ?」
この子どもを諭すような言い方、毎回腹立つわー。
「トド松くんと一緒にお風呂に入らせていただきます。」
その一言に、物凄く満足げな笑みを浮かべる腹黒あざとドライモンスター。
いっぺん死ね!マジで死ね!
むしろこの場で殺してやりたい!
「あっ、そうそう今の台詞もちゃんと録音しておいたからね?」
悪魔だ....
目の前に悪魔がいますよ。
これは悪夢ですか、なんですか。
えっ....
うん悪夢だね、夢なら覚めて。
「なんでほっぺた引っ張ってるの?言っとくけど夢じゃないからね?」
ピローン♪
と音がして写メを撮られる。
「あっははっ!変な顔ー」
コロシテヤル
こいつコロシテヤル!