Loveyourself ~君が嫌いな君が好き~【気象BL】
第6章 M×A
Mside
雅「えっ、ま、松本、先生………」
潤「急にごめん。どうしても聞きたいことがあってさ」
雅「聞きたいこと……」
俺は二つの机を向かい合わせに動かし、そこに互いに座る。
潤「単刀直入に言うけど…。相葉、あのバーで何してるの」
雅「っ………………!!」
潤「あら、図星か。お前キスマーク大量にあるけど。マスターかなんかにヤられてんじゃねえの?遅刻とかどうとかでお仕置きって名目で」
雅「………………はい」
潤「なんで黙ってたの?」
雅「言ったら…辞めさせられる。辞めたら俺、生きていけない。学校どころか、生計さえも…」
潤「……だったら俺が食わせてやるから。辞めろよ」
雅「えっ………………」
言った。言うか迷う前に言った。
俺は、やっぱ相葉が好きなんだ。それを自分でも分からせるような発言だった。