第6章 M×A

Mside



相葉のクラスでの授業が終わった直後。教卓を降りようとすると生徒に呼び止められた。



｢先生｣



潤｢んっ………？？あぁ、風間。どうしたんだ？｣



風間｢先生、あとで相談があるんですけど……｣



潤｢分かった。じゃあ、昼休みB55来れる？｣



風間｢はい。行けます。昼休み、行きます｣



そう言うと風間は踵をかえして自分の席に戻っていった。




風間が相談……。珍しいな。

　

勉強も出来るし、俺の教科は得意科目のはず。
得意科目ならではの相談か、はたまた全く違う相談か――――――？？




……………そういや、


風間と相葉って仲良かったっけ―――――