Loveyourself ~君が嫌いな君が好き~【気象BL】
第4章 N×A~復活LOVE~
Nside
翔「何、動かねーんだよ。何、ずっと止まってんだよ。誰かが助けてくれるまで待つ?そんな甘ったるいことじゃいけないのはお前が一番分かってんだろ?」
二「…………はい」
もう自分が涙を流しているのか流していないのか分からなくなった……。
翔「…早くあいつを取り戻せよ。あいつの笑顔、俺らだって見たいんだから。こんどこんなことになったら、雅紀を奪うからな?」
二「うんっ……。ありがとう」
ポケットから折り畳まれたハンカチを取りだし、広げ顔を一気に拭いた。