Loveyourself ~君が嫌いな君が好き~【気象BL】
第14章 S×A④
Aside
教師「あ、走る奇数の人は走らない偶数の人に記録用紙預けてくださいねー」
翔「雅紀、俺記録するわ。頑張れよ!」
雅「ふふ、ありがとう」
これだけは、今回だけは偽りの笑みを見せる。
好きだから。翔ちゃんともう離れたくないからこそ、偽りの笑みを見せた。
こんな俺が走りきれるわけない
昔の俺。......いや、本当の俺か?
それが俺の中に現れだしていた。
教師「準備出来た人から白線のラインに並んでー。くれぐれもフライングとか途中で歩いてサボるとかないようにね」
並びに歩きながらふと空を見上げる。
雲一つない快晴だった空がほとんど雲に覆われていた。