• テキストサイズ

Loveyourself ~君が嫌いな君が好き~【気象BL】

第14章 S×A④


Aside


【体育】


体育委員「よろしくお願いします」


「「「よろしくお願いします」」」


教師「2月。この時期にするものが何か、分かってる人もいると思う。去年は記録的大雪で長距離走が出来ませんでしたね。ま、もうわかってると思うけど。長距離走やります」


「「「ええええええええええええ」」」


はぁ!?長距離走とか!?やるんだったら先生もやれや!!1周走るごとに500円支給とかだったら本気でやるんですけど!!


などと悲鳴があがる中、俺は無言で先生をみつめていた。


去年は奇跡的にやらずにすんだ。
...だけどさすがに2年連続はない。


俺のクラスには恋人の翔ちゃんがいる。


その彼にも言えない秘密が今日...


教師「はいはいはい!!嫌なのは分かるよ!俺だって生徒の時嫌だったもん!皆一緒だよ!っつーことで出席番号奇数番号から走って」


奇数番号、、俺だ。1番。


ドクンドクンと胸の鼓動が高まるのを感じた。
/ 220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp