Loveyourself ~君が嫌いな君が好き~【気象BL】
第9章 S×A③
Aside
ことが早く進みすぎてなにがなんだか分かんないよっ…
翔「…乗って」
駐車場に連れられ、白い車の助手席に乗せられた。
寒くて、ハァと息を吐けば白いものがでる。
雅「翔ちゃん??」
翔「…キス、していい?」
雅「えっ?んんっ、………」
俺が答える間もなく彼の両手で俺の頬は包まれ、唇が合わさった。
雅「んあっ、は………」
ドキドキしてる、さっきまでこんなことなかったのに…
翔「愛してる。相葉くん、いや、雅紀…」
雅「し、翔ちゃんっ…」
それからは彼は一切口を開かずに車を走らせた。
イルミネーションされて綺麗な木々の間を通る。
いかにも雪が降りそうだった。