【おそ松さん】〜Oh my little snow……〜
第1章 【再会① カラ松&トド松、それと……】
「見てよ、カラ松兄さんと似てる格好してるのに、全っ然痛くない! むしろ格好良さが際立ってる! その証拠に女の子たちと喋ってるし! 女の子たちも可愛い子ばっか!」
トド松はその人物を高く評価していた。
その人物は、カラ松やトド松たちとパッと見て背丈はあまり変わらないものの立ち姿がスラッとしている。
カラ松と同じくサングラスをかけて革ジャンを羽織っていて、サングラス越しで顔はよくわからなかったが、女子たちの様子を察したらかなりモテている様子だ。
つまり、イケメンだ。
勝ち組なのだ。
「女の子たちメロメロだよー。はぁ……ボクらみたいな『暗黒大魔界クソ闇カーストの住人』とは住む世界が違うね……」
トド松は、潔く負けを認めていた。
「いいカラ松兄さん! モテるっていうのは、ああいう人のこというんだよ!」
トド松は自分も内心悔しながらカラ松に諭した。
カラ松は、「ふっ……、ヤツはヤツさ。オレは、自らのやり方でカラ松girlを仕留めるまでさ……」とクールに決めて言い放った。
「はぁ……、そっか……」
トド松は、呆れてそれしか言葉を返せなかった。
でも実際のカラ松の内心は、
(あぁ……羨ましい過ぎるっ! ぜひフレンドになってモテ術を聞いてメモ書きしたい!)
それなりにカラ松は、努力する意欲はあるのだ。
本人も実際にちゃんと努力はしているが、カラ回りが多くて実ったことは0に等しい。
これが就活に役立てたなら良いのだがそっちに関しては、『仕事のことはノープランだ!』とか『働くことは不毛だ』とかそこのやる気はないのか、諦めて開き諦めて直っているのか……
そのへんは、他の6つ子たちと考えはおそらく同じなのだろう。