第10章 10.初恋の人
「いらっしゃ…あ~っれ?
…さん?だよ…ね?」
お店に入ると頭に黒いタオルをした、
それはそれは相葉くんでした。
『な、んで…ここに?』
「なんでってここ仕事場だから?」
『…そ、そうなんだ!あ~驚いたよ~』
「ヒャハハ…俺も俺も」
なんて話してたら翔くんのことを忘れてた
「知り合いなの?」
『え?あ、うん。
その……二宮くんの友達なの』
「二宮……あ!隣の大学生!」
『そうそう…』
二宮くん……大丈夫かな…
もしかして、風邪だったとか?
体調悪かったのかな……
「?」
『……あ、え?な、なに?』
「ほら、座ろうよ」
『あ、うん』