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隣の家の二宮くん

第9章 9.異変


♪~~♪~♪~



《も、もしもし!》


『あ、その…もし…もし……』


《ど、どうしたの?》


『いや、あの…昨日は忙しくて電話とか
できなくて…ごめんね?』




昨日という単語が出ると、

二宮くんの悲しげな声が耳に響く




《いや、いいんだよ!全然!

あのさ…ごはん…夜ごはん食べにいかない?》



『え…あ、』




なんだろう。
嬉しいはずなのに…初恋の人に…




《忙しい…かな?》



『いや……うん、行く』



《本当!?
わかった!じゃあ智くんのお店に7時に》


『7時……わかった。』ピッ





なんなんだろう。この微妙な心境




「嬉しそうな顔しろや」


『え、あ…はい…』


「なーにがそうさせてんだぁ?」


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