第8章 8.弱い姿-二宮side-
相葉さんの後をついていくと、
そこはお姉さんと相葉さんの席で、、
『ヒック……あーいーばー!もっと飲めー』
ベロベロに酔った、ご主人様がいました
「弱いなら教えてよね~?」
「い、や……全く弱くないですよ…」
むしろ、酒豪…
「後はよろしくね?
だってニノのもんなんでしょ?」
「え、あなた帰るの?」
「俺はここまで!
ていうかバーで働いてること知ってたし、ニノのために連れてきてあげたの!
俺って天才じゃね?」
なんて言いながら店内を出ていった。
確かに……それは天才ですわ…
んで?…このご主人様をどうしますか
『んあ?にのみあくんだ~!』
「へいへい…二宮くんですよ」
そう言いながらお姉さんの横に座ると、
急に頭を撫でられた。
『ほんと…犬みたい…二宮くん…』
「……んな顔すんなや…」
そんな色っぽい顔すんな…