• テキストサイズ

隣の家の二宮くん

第7章 7.過去


家に帰る途中の公園の前で、

どこかで一度聞いた覚えのある……

特徴的な声が聞こえてた。



「俺!ニノの友達の!あーいーば!」


『二宮くんの……あ!この前の!』


「そうそうそう!」



あのときは驚いたなぁ。

二宮くんの友達にしては彼との温度差がある



『どうしたの、こんなところで?』


「いや、ニノを驚かそうとしたの!

でーも!あいつ全然帰ってこなくて!
なんか、携帯も電源切ってんのかなぁ」




二宮くんの居場所……ん?あたし……


そう思ったときにはコートのポケットを
ガサガサと探っていた。




『あ…バーだ…』


「バー?」
/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp